ATTACK命令
WPN1
- WPN1を使用します。通常はParam2はUSEのみ指定できます。
- SHIELDはParam2にREMOVEを指定することで、盾を捨てることができます。
- 捨てた後はKNUCKLEと同様になります。
WPN2
- WPN2を使用します。
- 通常はParam2はUSEのみ指定できます。
- RIFLEはParam2にREMOVEを指定することで、武器を捨てることができます。
- 捨てた後はKNUCKLEと同様になります。
- LASERの場合は、Param2には使用するエネルギーを10%~90%で指定します。
- LASERのダメージは、消費したエネルギーと同じになります。
-
たとえば、残りエネルギーが70%のとき、Param2で50%を指定した場合、消費されるエネルギーは0.7x0.5=0.35、35%なので、ダメージは35%になります。
硬直時間とリロードについて
RCでは、武器の発射後は、次の弾が発射可能になるまで、ATTACK命令から次の命令には遷移しませんでした。
つまり、次の弾が発射できるまでのリロード時間=自分が動けない硬直時間でした。
RCPlusでは、より多彩な戦術が可能になるよう、硬直時間は短めに設定され、武器の使用後すぐに次の行動が行えるようになっています。
すべての武器はリロード時間のほうが硬直時間より長く設定されています。
武器を使用した後、硬直時間が経過すると、次の命令ブロックに処理が移りますが、このときはまだ、使用した武器のリロードが終わっていません。
次に同じ武器のATTACK命令を置いても、即座に武器は使用されません。
ATTACK命令を実行しようとした際に、まだリロード時間が経過していない場合、リロードを待ってから武器が発射されることに注意してください!
発射されるときには、敵はもう目の前にいないかもしれません。
武器のリロードが終わったかどうかは、CHECK命令で調べることができます。
短くなった硬直時間を利用して、新しい戦術を開発してください。
例えば、武器を2つ装備して交互に使用することで、火力を上げることができます。
MOVE命令
FWRD
- Param2で指定したHEX数だけ、前方へ移動します。
BACK
- Param2で指定したHEX数だけ、後方へ移動します。
DASH
- 脚部が2LEGSの場合だけ使用できます。
- Param2で指定したHEX数だけ、前方へ高速移動します。
- エネルギーの消費は通常の移動よりも多くなります。
FR-R FR-L BK-R BK-L
- 脚部が6Legsの場合のみ使用することができます。
- 斜め方向に移動することができます。
TURN命令
RIGHT
- Param2で指定した回数だけ、右方向へ旋回します。
LEFT
- Param2で指定した回数だけ、左方向へ旋回します。
INSPECT命令
R-ARM
- 敵の右腕に、Param2で指定した武器があればYES、なければNOになります。
- 武器があっても、弾切れの場合はNOになります。
- SHIELDの場合は、SHIELDが破壊されていればNOになります。
R-OPT
- 敵の右オプションに、Param2で指定した武器があればYES、なければNOになります。
- 武器があっても、弾切れの場合はNOになります。
- 但し、MINEの場合のみ、弾切れでもYESと判定されます。
L-OPT
- 敵の左オプションに、Param2で指定した武器があればYES、なければNOになります。
- 武器があっても、弾切れの場合はNOになります。
L-ARM
- 敵の右腕に、Param2で指定した武器があればYES、なければNOになります。
- 武器があっても、弾切れの場合はNOになります。
VALUE命令
ADD
- 変数Vに、Param2で指定した値を加算します。
- Vの値が10を超えた場合は10になります。
SUB
- 変数Vから、Param2で指定した値を減算します。
- Vの値が0以下になった場合は0になります。
SET
IF V=
- 変数Vが、Param2で指定した値と等しい場合はYES、異なる場合はNOになります。
IF V>
- 変数Vが、Param2で指定した値より大きい場合はYES、そうでない場合はNOになります。
SET CHK
- Param2で指定した対象を評価し、その値をVに代入します。
-
対象がSELF-E、SELF-D、ENE-E、ENE-Dの場合は、対象の数値(0~100)の1/10の値(0~10)がVに代入されます。
-
対象がENEMY、AT-RB、AT-BT、BULLET、THING、MOTIONの場合、それらが存在する距離がVに代入されます。存在しない場合は10が代入されます。
ADD CHK
- 変数Vに、Param2で指定した対象を評価した値を加算します。
SUB CHK
- 変数Vから、Param2で指定した対象を評価した値を減算します。
?V=CHK
-
変数Vが、Param2で指定した対象を評価した値と等しい場合はYES、そうでない場合はNOになります。
?V>CHK
- 変数Vが、Param2で指定した対象を評価した値より大きい場合はYES、そうでない場合はNOになります。
?V<CHK
- 変数Vが、Param2で指定した対象を評価した値より小さい場合はYES、そうでない場合はNOになります。
VALUE命令について
- RCにはなかった新しい命令です。
- 0~10の数値を代入できる、変数Vを使用することができます。
- Param1がADD、SUB、SETの場合は、次の命令に遷移します。
- Param1がIF V=、IF V>、IF V<の場合は、判定結果により、YESまたはNOに遷移します。
- Param1によって、YES/NOが必要な場合と不要な場合があるので、注意してください。